まばゆいほど輝いて

それでも今日は往く

ジャニヲタのパニエとキンプリ応援上映のコスプレって同じだと思うって話

あけましておめでとうございます(小声)

年明けから新しいことをいろいろ初めて書きたいことも書けずネタばかりが溜まっていく日々…しばらく長い文章を書いてなかったのでリハビリ程度にキンプリの感想を書きます。みんな、キンプリはいいぞ。

 

私がキンプリを初めて見に行ったのは4月後半だった。ちなにキンプリの公開は1月だったので大変遅い鑑賞だった。フォロワーさんが「キンプリはいいぞ」しか言わないbotになったのでちょっと気になってたけど、映画って見に行くのめんどくさいし時間もないしで見に行きたいな~くらいだった。最初は。RTで何回もネタバレ漫画見てちょっと満足してた部分もあったと思う。

でもその日、訳あってすごくイライラしてた私は急に「これはプリズムの煌めきを浴びに行くしかない」と思って大教室の隅でその日のキンプリの上映時間を調べて気がつくと知り合いのエリートに「今日キンプリ見に行かん?!?!!?」とLINEしてた。ほら、なんか、キンプリ見たら元気になれる気がして…秒速でOKの返事が来て舞い上がった私はとりあえずキンブレをお急ぎ便した。無事上映には間に合った。よかった。

これが私とキンプリの出会いだった。簡潔に言うと「ほんと偶然」。特に予定してたわけじゃなかったけどふら~っと見に行った。そして、この日から私の人生はプリズムの煌めきを浴び続けている。

 

とにかく、楽しかった。結果的にネタバレ漫画は何の役にも立たなかった。というか、内容がぶっとびすぎて何も頭に入ってなかったんだと思う。そもそも予備知識が「EZ DODANCEという名のセックス」くらいしかなかったし、しかもそのEZ DO DANCE森久保祥太郎が歌ってるものだと思ってたくらいだったから…いやだってそういう流れだったじゃん…だから鑑賞後、何ヶ月も前のツイートを遡って全部いいねした。上映後のほうが何倍もネタバレ漫画とレポを楽しめた。

レポはいっぱいあがってるし今更なので割愛する。ちなみに劇中で一番好きなのはアスコアのヒロ様がヒュンって駆け抜けていくときの表情とドLOVEのイントロだよ。でも推しはカケル。かわいいねカケル。

 

ここで記事タイトルの話になるんだけど、パニエとコスプレ云々は置いておいて、なんでジャニオタかって言うと応援上映のシャブみはジャニーズのライブと同じだと思うんだよね。

私が初めてキンプリを見に行ったときはもう応援上映しかやってなくて、必然的にエリートの中に投げ込まれた感じだったんだけど、この「応援」っていうのがジャニヲタのそれと似てるなって。

ここからほぼジャニーズの話になるのでこういうのもあるんだーくらいにアニオタの方々はスルーしてね。

私はもともとジャニオタで、まぁ今もたまにライブとか行くんだけど、昔はもっとハチャメチャに応援してて、なんというか、必死(笑)みたいな…www全ステ(って言葉今でも使うのかな…)してる私すごいでしょ、みたいな文化の中に生きてた。もちろん、ジャニオタにもいろんな文化圏があって、「数より質(席)」っていう子もいたし、もっと過激な子は「出待ち上等」みたいな。私は親の影響もあって結構な公演数入ったりもしてたんだけど、いつの間にかそれがステータスになってて。愛とかじゃなくて数が勝負なのね。あと、双子コーデとか盛り髪とかそういう文化圏もあったなぁ…もちろん全部が共存してるんだけど、でもその文化ってアイドルファン独特なものがあったと思う。(勿論今もあると思う) でもそのときは、それが快感なんだよね…次の曲がわかってたり、スタンバイ中の場所がわかってたり、公演期間中だけど振り付け覚えてたりとか。

 

前述した通り今はもうそこまで必死にジャニオタしてないんだけど、応援上映行ってみて、その「文化」ってキンプリにも当てはまるんじゃないかなってすごく思った。

応援上映って「ここでこう言う」「ここはキンブレ何色」っていうのが顕著にあって、それって回数こなさないとわからないし、だからこそみんなと声合わせて「いい返事―!」って言えたり教会でキンブレクロスさせたりできたら嬉しいし楽しいよねって私は思う。どこのジャンルでも応援してる愛が何か形になって見えてほしいんだよね。それって自己顕示欲かもしれないけど、自分がそのジャンルを応援してますよ、っていう実感になってるんじゃないかな~なんて。応援上映はコスプレもOKだけど、それは「コスプレという作品」というよりも、「コスプレするという行為」自体に意味があるんだと思う。ジャニオタもライブに盛り髪パニエとかいるじゃん。それって、アイドルに見てほしいって言うよりも自分が楽しかったらいいんだよね。見た目で自分の愛(というかお金かけてることとか楽しんでることとか)をアピールできるのはアイドルを応援する中ですごい魅力だと思う。別にファン同士で競い合ってるわけじゃないんだけど、楽しむからにはオシャレしていきたいしコスプレしていきたいよね。

だからキンプリは「50回目です!」みたいなエリートがいっぱいいるんじゃないかな~って思う。もちろん、作品としてもめちゃめちゃ面白いの!!!でも、キンプリをここまで大きくさせたのはきっと応援上映のおかげなんだろうな~って。松浦さんもここまで大きくなるとは思ってなかったって言ってたけど合いの手を入れやすいような作りにはしてますって言ってたし。

だからジャニオタだった私はキンプレどハマリしたし、何回も行きたくなってしまうんだ…これがジャニオタの性なのかオタクの性なのかはわからないけど、文化としての類似性は、間違いなくあると思う。

 

すなわち私が言いたいのは、キンプリはいいぞってことなんです!!!

正直1回目見たときには本当に訳がわからなくて家に帰っていっぱいレポとネタバレ漫画読んで頭の中整理して、それでもわからなかったからその日のうちに翌日のチケット予約してた…「どんな映画?」って聞かれても「お風呂…サイクリング…シックスパック…ギリシャ神話で星座になる…」くらいしか言えない!でもこれ全部本当なの!何一つ嘘じゃないの!

今はもう普通の上映してるとこほとんどないのかな?それでも、私は一発目から応援上映をオススメする、というか私もそうだったし、応援上映の予習は応援上映でしかできないから!そしたら絶対毎週行きたくなるから!みんなでドLOVE歌おう!