まばゆいほど輝いて

それでも今日は往く

読了


デビクロくんの恋と魔法

デビクロくんの恋と魔法


相葉くんが!!!帯に!!!と言いながら母が2冊もデビクロくんを買ってきてから2週間ほどが経ち、私もようやく読み終わりました。はてなを再開した理由の一つにこの読了記録を復活させたいというのもあったので、登録ジャンルとは異なりますが温かく見守ってくれると幸いです。

一周さらっと読んだ感想としては「あぁ、どこにでもありそうな後味の良いハッピーエンドだな」といった感じ。前半はデビクロくんの謎が強すぎてなかなか読み進めれなかったけど後半はすらすらと読めました。でも登場人物の考える→行動するまでのプロセスがあまりにも唐突だったり描かれてなかったりで途中「???」って何回もなりましたね…二回目は登場人物のセリフに重点を置いて読んでみたけど、やっぱり中村航さんの作品なだけあっていろんな形で納得できる言い回しやフレーズがあって。特にデビクロくんとしての光のセリフが難しくて、このセリフってどの場面のどういった言動に繋がるんだろう、なんのことを言ってるんだろう…って考えるのはなかなか悩んだけど楽しかったです。同人誌やら大型本屋の内情とかが詳しく描かれてたのはクスッとしたな〜。伏線の回収の仕方があまりにもスムーズで何度も読み直しました。ってかあっさりしすぎてて何度も見落としてた…読み終わった後結局何が言いたかったのかいまいちよくわからなかったのは私の理解力が足りないんだと思いますが、しかし今こうやって考えてみるとあまり詳しく思い出すことが出来ないのも事実です。ただ単に、相葉くんが演じるのか、楽しみだな、くらいにしか感想がないのも事実です。爽やかな恋愛小説だったように思います。

でもやっぱり、しばらく活字から離れてたせいか、魅力を語るのになかなかいい言葉が出てこないのが悔しい。活字といえば、この間しゅららぼんの実写化のフライヤーを見て懐かしいな〜POP書いたな〜ってよくよく考えてみたら3年も前の話で衝撃を受けた。図書館担当だった先生と話したことは昨日のように思い出せるのに、読んだ本のことはあっと言う間に忘れてしまうもんなんだよな〜。図書館戦争だってしゅららぼんだってとても懐かしいと思ってしまった。忘れたくないのに。